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就労移行支援事業所の可能性

2011年06月23日

就労移行支援事業所は、企業就労を希望する障がい者が2年間の期間を決めて通い、
企業実習、ビジネスマナー、職業技術など働くことについて学ぶ福祉施設だ。

私は学生時代に働くことについて学んだ経験が無い。
「学業=働くこと」と考えればそれまでだが、働く意義や楽しさについて
具体的に考える機会はなかった。
社会人になって初めて、仕事をしながら、上司から教わったりしながら経験した。
多分、多くの人が、私と同じようだと思う。
教育の場や社会全体が、働くことについて真剣に考えようとする姿勢に欠けているからだ。

ほぼすべての人が一生のうちに働く経験をする。
だから、働く楽しさ、意義について学ぶ場が学校教育、社会教育の場でもっと沢山あって良い。

就労移行支援事業所は、障がい者が就労する難しさゆえにできた、国が認めた施設だ。
全国で1,500か所以上がある。
全国の就労移行支援事業所が、社会貢献する意識をもって、地域の学校や中小企業に働きかけたら、
日本全国に働くを考える風土ができる可能性がある、私はそう思っている。
具体的には、中小企業研修への協力、インターン学生の事前学習への協力などなど。
こんな仕組みが成り立つよう、社労士として挑戦していくぞ。



  • Posted by 前田豊(社会保険労務士) at 08:04│Comments(0)
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