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Posted by たまりば運営事務局 at

高齢者の住居系サービスにプラスαを

2013年05月23日

高齢者の住居系サービスが注目されています。
割安な賃料、サービスの基準が不明確なこと、
等々話題になっています。


住居系サービス提供事業者は、入居者が集う場づ
くりで、サービスにプラスαの価値を付加していく
のがベストだと思います。


入居している高齢者が軽作業できる場、住居近隣の
環境に貢献できる場(地域清掃など)、食事や家事
についてサークルで学びながら交流できる場、など
福祉的配慮が必要な入居者が、行動的な生活をおく
れる場をいかにデザインしていくかが問われると思
います。


入居している人と、住宅の環境、地域柄、諸々の要因
を考慮して、ゆるやかなルールを設けつつ、入居者が
できるだけ自治に近い形で運営できる場をコーディネ
ートしていく力が必要です。

とても興味深い、介護にイノベーションを起こしたい人
のための仕事ですね。  


  • Posted by 前田豊(社会保険労務士) at 10:36Comments(0)

    【与え合う働き方】

    2013年05月10日

     「在宅でできるお仕事を紹介」こんな謳い文句で
    仕事の紹介や求人情報を扱っている事業者様は世に
    沢山います。

    先日、私が話を伺ったNPO団体も、一人親、子育て
    中の方が、時間・場所を問わず働けるように、仕事を
    紹介しています。一見、よくある仕事紹介のようです
    が、良く話を伺い、団体固有の存在意義に深く共感し
    ました。


    基本的には、お話を伺ったNPO団体が企業から業務
    を切り出して、在宅ワークを希望して登録してきた人
    に紹介します。
    でも、このNPO団体では、単に仕事を与える・与え
    られるの関係ではないというのです。登録者全員が被
    紹介者であり、紹介者でもあります。もちろん、在宅
    の仕事をしたいから登録するので、最初は仕事をもら
    うことが主です、しかし、ある一定のところからは、
    自分も紹介者になり、自分で営業して仕事をとってく
    る、そして、取ってきた仕事は皆で与え合うのだそう
    です。


    それは、仕事を紹介する・されるの一方向の関係性とは
    全く異質なものだと思います。
    構成員が、団体の存在意義を感じ、やる気に満ちて動く
    からこそ成り立つ関係です。

    規則に縛られて働くのではなく、信頼・尊敬の下、与え
    合って働く関係。こんな働き方を求めていきたいです。



      


  • Posted by 前田豊(社会保険労務士) at 11:12Comments(0)

    【ミニマムルールでイノベーションを】

    2013年05月09日


    ある訪問介護事業所で、施設長から伺った話です。

    この事業所では、登録ヘルパー(仕事がある時のみ
    自宅から利用者宅に直接出向くヘルパー)の代行依
    頼が多く正職員が対応に苦労しています。

    登録ヘルパーは、例えば、毎週月曜日の朝7時半から
    9時半の○○さんの起床介助に毎週入る、といった具合
    に、定期で担当のコマを受け持つ場合が多いです。

    この担当のコマを、今週は休ませてほしい、と代行
    依頼があると、訪問の調整をしている事務所詰めの
    職員が、代行の穴埋め(他に入れるヘルパーを探す
    作業)をします。

    登録ヘルパーが50名を超える事業所で、ヘルパー1人
    あたり月1件の代行申請が出ると、代行の穴埋めにか
    なりの労力を割かねばなりません。


    冒頭の施設長は、登録ヘルパーの代行依頼を少なくする
    のに、トップダウンの規則は作らないのだそうです。
    『代行申請をする場合は、前月の○○日までに申し出てく
    ださい』、といった文書を施設長名で出せば、手っ取り
    早い気がします。

    しかし、あえてルールで一線を引くやり方はせずに、事
    務所詰めの正職員にどうしたら代行申請が少なくなるの
    か考えてもらいます。考えるきっかけを作るために、月
    の代行申請が何件あるのか、数値で出させたり、研修の
    場を設けたりします。

    研修については、講師から一方的に教えられるのではなく、
    どうしたら、代行申請を適度の数に抑えて良い業務オペレ
    ーションを創っていけるのか話しあう内容です。
    話し合いの場づくりや手法は、研修講師の力を借りる、そ
    んな方針です。


    研修の場で、登録ヘルパーの週間予定の組み方にそもそも
    無理はないか、登録ヘルパーへの声かけの仕方を工夫しよう、
    など自発的な取り組みがなされるのならば、とても素敵な組織
    になりそうです。

    実際に現場で起きている課題を通じて、社員の自律行動力を養っ
    ていく、とても良いやり方だと共感しました。


    成長のスピードが著しい訪問事業所では、登録ヘルパーの代行依頼
    をできるだけださないよう、規則をがっちり作っている例がありま
    す。また、それは一つのやり方で、経営のために必要なことです。

    しかし、長期で見て、訪問介護の仕事の本質に意義を感じて、やる
    気が継続する社員を育てるには、トップダウンの規則で縛るやり方
    では限界があるように思います。

    表題の施設に今後どんな変革が起きるのか、楽しみです。





    G.W.の余韻を感じつつ、今日も本当に価値ある仕事を創ってきましょう!

        


  • Posted by 前田豊(社会保険労務士) at 09:46Comments(0)

    【介護保険「軽度」切り離し】

    2013年05月05日

    1面記事で取り上げられていました。







    介護認定軽度の方を介護保険サービスから切り離し、
    ボランティアなどを活用した市町村事業で支援する
    方向とのことです。

    同様の波は、要支援制度ができた平成20年前後に
    あったと思います。
    この時は、要支援者へのサービスを、社会福祉協議
    会(社協)を主とする在宅介護支援センターが担いま
    した。当時、私は社協に勤めていたので、同僚が、
    地域の会館に行って、健康づくり体操や輪投げなど
    走り回っていたのを記憶しています。


    今回の波は、確実に、要支援者を民間企業が支えて
    いくのだと思います。民間企業が、福祉の枠に留まら
    ず、地域をデザインする一環として、要支援高齢者に
    介護予防、元気づくりのサービスを提供していく。

    内容は、要支援高齢者自身が働くことや地域に貢献
    することがメインになってくると思います。

    そんな場を民間企業がいかに創っていくか、とてもワ
    クワクする仕事です!
      


  • Posted by 前田豊(社会保険労務士) at 12:10Comments(0)

    【土日もG.W.もやっている障がい児放課後デイ】

    2013年05月05日

    しずかと二人で、土日もやっている障がい児放課後デイサービス
    「結ふる」にお邪魔しました。浅草、スカイツリーの近くにあります。


    しずかは大好きなミニカー並べに没頭。











    家では狭くてなかなかできないことを、福祉サービス事業所で
    できるのは嬉しいことです。

    もう一人のご利用者は、路線図の絵を書くことに没頭していました。
    今まで鉛筆でしか書かなかったのに、今日は色を沢山使って描い
    たと喜んでいました。


    福祉サービスでお客様満足度を高めるには、接するスタッフの良さ、
    設備の良さ、サービスの使い勝手など等の諸要因があります。


    必要なのは、今ある事業所のヒト・モノ・カネの条件にとらわれず、
    満足度向上のためありとあらゆる工夫をすることなのではないか、
    スタッフが一同にお客様満足度向上のために知恵を絞る方向に
    進めば、きっと良い事業所になるはずです。

    事業所運営に行き詰まった時に振り返りたい、素朴な視点です。
        


  • Posted by 前田豊(社会保険労務士) at 11:19Comments(0)

    【シーホースが伝える音楽文化】

    2013年05月03日

    障害者就労支援の仲間である、鞍持さんのイベントです。

    鞍持さんは、音楽文化の創造から、障害の有無に関わらず、
    誰もが前向きに参加できる音楽活動の場づくりに挑戦して
    います。

    誰もが参加できる身近な材料で、民族楽器を制作し、音を
    楽しめるプログラムを作っているのです。

    今回のイベントは、そんな一環を体験できるワークショップです。
    音楽好きな方、ぜひ参加してみてはいかがでしょうか。

    http://www.facebook.com/?ref=logo#!/events/128378697332956/155762274594598/?comment_id=155762444594581¬if_t=like
      


  • Posted by 前田豊(社会保険労務士) at 08:50Comments(0)

    地域乗合タクシー

    2013年05月03日


    先日、下町を歩いていたら見つけた「地域乗合タクシー」。

    乗車場所はポイント(バス停)で決まっていて、降りる場所は
    個々に指定できるのだそうです。

    「鉄道が廃線になり、老人が移動する手段が無くなってしまっ
    たため、住民の要望でできた制度。運行は民間がしていますが
    、行政が補助しているので、片道200円の料金設定で利用でき
    るんです。」女性運転手さんが、親切に教えてくれました。

    り合った人たちの、「私はここで降りるわ~」、「じゃあ、
    気をつけて~」、そんな会話が目に浮かびます。

    乗合タクシーのような、地域を温かくデザインする福祉サービス
    を創っていきたいものでね!


       


  • Posted by 前田豊(社会保険労務士) at 00:48Comments(0)