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地域作業所hanaを見学しました

2011年06月22日

私の障がい者施設でも、英字新聞のエコバッグづくりをしたいと思って、
実践されている千葉県木更津の地域作業所hanaさんを見学させていただいた。
快くご教示いただき大変に感謝。
私の施設利用者も一生懸命に取り組めそうな作業だ。
ぜひやってみよう。ありがとうございました!

ところで、レクチャー用のバッグの作り方を書いたプリント(市民向け
ワークショップなどで使ているそうです)を見てビックリ。
なんとソーシャルプリンティングカンパニーで有名な大川印刷さんが
CSR(社会貢献)でプリントしてくださったとのこと。
志をもった方の繋がりを体感でき、温かい気持ちにさせていただいた。

地域作業所hanaさんは、正職員4名とパートさんの計7~8名体制で
作業所を運営している。
正職員は20~30代で、全員福祉とは畑違いの経歴をもつ。
それでいて60名超の利用登録者がいる大人気の作業所だ。

施設長筒井さんのお話しを伺って印象的だったのが、自分の会社の良さを
追求する姿勢。
事業が軌道に乗ってくると、施設増設など拡大路線へと向かいがちだ。
でも、筒井さんは「大きくするのが僕にはあっているとは思わない、今の
規模でできる良さを発揮していきたい」そんな趣旨のことを、働いている
7~8名の従業員、利用者の様子を交えながらお話ししてくださった。

従業員を大切にする、そしてお客様を大切にする、会社のリーダーに求められる
当たり前のことをしっかり実践されている。
hanaさんの従業員、利用者さんは幸せだなと思った。

利用者さんに対する姿勢も、お店の店長が店員さんに言葉かけしている
乗りである。「体大丈夫?」こんな感じで、本当にごく自然な感じをもった。

多くの福祉施設で、伝統を重んじるあまり行っていないことを、
hanaさんでは当たり前に行っている。
そして、利用者さんから大人気であり、メティアからも沢山取り上げられている。

最後に筒井さんがおっしゃたこと。「利用者さんが仕事にあわせるのでなく、
仕事を使用者さんにあわせていくのだ」と。
Hanaさんでは、エコバッグづくりだけでも相当な規模なのだが、
石鹸作り、農作業など利用者さんの特技に合わせて様々な仕事をされている。
人気があって当たり前だと改めて思う。

良い例は素直に真似ていこう!
hanaさん、ありがとうございました。



  • Posted by 前田豊(社会保険労務士) at 07:07│Comments(0)
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