たまりば

多摩のビジネス・経済 多摩のビジネス・経済昭島市 昭島市

福祉経営者の仕事

2014年03月10日

こんばんは。福祉社労士の前田です。



一昨日に行った第一回しずか会について書かせていただきます。



福祉経営者が事業をするに至った思いを形にするために、どんな苦労・工夫をしてい
るのか交換しあう会でした。



交換した内容は、

・介護保険の制度改正とあわせて、既存の施設をどうしていくのか。

・実地指導に対して、単なる事務的な対策を超えた、経営者としての考え方、会社の
守り方。

・高齢者雇用の事例。シニア社員を短い時間の勤務にすることで、働き続けられる環
境をつくっている。

・障害者雇用について、高齢の社員とチームになることで上手くいっている。

・高卒職員の育て方、リーダー社員の育て方、離職の少ない職場環境の作り方、求人
方法など人材について。

・新規出店、物件選びの考え方。



など、でした。



経営者の皆さんは、小手先の経営論ではなく、「ご利用者へのサービスを続けるのが
最大のサービス」の考えで、会社を守っていこうとする姿勢が明確でした。



例えば、

・今後の制度改正に備えて、デイサービス利用者を守るため小規模多機能事業所に組
織替えする

・高卒者を喜んで雇って自社で徹底的に育成する などです。



手間も暇もかかることに、喜んで取り組んでいらっしゃる印象を受けました。





また、参加者情報交換の様子を見て、福祉経営者は、現場のことを熟知している方が
良いと再確認しました。単なる効率性、利便性で判断できない「ご利用者目線」が福
祉経営者には必要だからです。



一方で、事業を継続させる経営的視点は、絶対に必要です。

「福祉経営者」は、とても面白い職業です。

これからも、福祉経営者が元気になるサービスを創っていきます。







  • Posted by 前田豊(社会保険労務士) at 00:18│Comments(0)
    上の画像に書かれている文字を入力して下さい
     
    <ご注意>
    書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

    削除
    福祉経営者の仕事
      コメント(0)