働くすばらしさ
ある障がい者施設の職員さんから興味深い話を伺いました。
その施設では、お給料の高いタオルたたみ班と安い手芸班があるそうです。
利用者さんの一人が、タオルたたみが嫌で嫌で、どうしても座っていられないので、
手芸班に移ったそうです。手芸班で順調に作業していたのですが、
手芸班の初お給料日・・・、その少なさにびっくり!
今までタオルたたみ班のお給料でジュースを買ったりして、それが楽しみだったのに、
としょげてしまいました。
その後、ご本人の希望でタオルたたみ班に復帰して、黙々と仕事をするようになった
そうです。
その利用者さんは、重い程度(程度区分4)の知的障がいです。
働いて何を買いたい、どんな生活をしたい、そんなワクワク感は、障がいの有無に
関わらず共通ですね。
働く素晴らしさを改めて感じる話でした。頑張って働くぞ!