企業に外部の風を入れる意義

前田豊(社会保険労務士)

2011年08月11日 20:57

今、私の障がい者施設に、特別支援学校の先生を志望して
いる大学生が実習にきている。
ハツラツと笑顔で対応してくれ、利用者さんも職員も元気をもらっている。

そして、思いがけないことが起きた。
縫物の時間に今まで絶対にやらなかった利用者さんが、
大学生が隣に座っていたらなんと縫いだしたのだ。

組織に外部の風を入れる必要性を改めて感じる。
時間、手間、場合によってはお金もかかるが、受け入れてみて
それ以上の効果があるとわかるものだ。

利用者さんの激変、自分自身のワクワク感、この感覚を胸に刻んで、
今後の中小企業支援にあたりたい、そのように思った一日だった。