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【現場管理者の役割は「ありたい姿」をはっきり描くこと】

2014年02月02日

こんばんは。福祉社労士の前田です。



リーダーシップとマネジメントについて書かせていただきます。

リーダーシップは正しい方向に進む舵取りであり、マネジメントは効率的に行う調整
役です。



福祉の現場に関わる者が、理念を共有するには、現場管理者がリーダーシップを発揮
する必要があります。



でも、多くの現場では、現場スタッフがリーダーシップをとり、管理者がマネジメン
トをしている逆転現象が起きているように感じています。



実は、私が現場管理者をしていた時も、当初はそうでした。

現場スタッフがしていることを、「それは非効率だから○○に変える」、「○○の慣
習は勤務上問題ありなので△△に変える」といった具合にマネジメントをすること
で、管理者としての役割を果たしていた気になっていました。



でも、本来、現場管理者としてすべきは、「それが理念実現に役立つか否か」という
方向にスタッフの視点を向けること。その上で、効率的に行う手法をスタッフと共に
考えてる舵取り役でした。



現場管理者を始めて、2年経過した位で、リーダーシップについて感覚的に理解でき
るようになりました。それは、2年経過した段階で、この現場は何を目指すべきか
「ありたい姿」がはっきり描けるようになったからだと思います。



「ありたい姿」がはっきりすることで、スタッフ個々の細かい行動を規制するような
ことはせずに、「ありたい姿」に進む道筋をスタッフと共に考えられるようになった
のです。



福祉施設の現場管理者は、現場の「ありたい姿」を常に描き続ける必要があります。



「ありたい姿」へ方向づけるリーダーシップに欠けて、細かななマネジメントに終始
するようになると、現場スタッフに「やらされ感」が目立つようになってくる、そん
な風に思います。



福祉施設に広めていけるよう、今月も頑張ります!





  • Posted by 前田豊(社会保険労務士) at 00:32│Comments(0)
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