たまりば

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Posted by たまりば運営事務局 at

障害のある人と体を鍛えるということ

2014年03月23日

こんばんは。福祉社労士の前田です。



本日は、しずかと約10キロ走ってきました。

最高の天気で、気持ちが良かったですね。



障害のある人は、体を鍛える機会がなかなかありません。

通常の子が部活動でヘトヘトになるような経験が中々できません。



自分を振り返っても、部活動で厳しい環境におかれたり、体を鍛えられたりしたこと
が、

今、仕事をする上でも基本になっているように感じています。



だから、しずかに同じ経験をさせてあげたい。

今年は努めて、しずかと放課後に走ろう、筋トレしようと思います。



そして、その後には、しずかと同じような希望を持っている人向けに、

障害をもった人が心身を鍛えられる場を創ろうと思っています。

今ある福祉サービスを組み合わせて、創っていきます。



こんな前向きな気持ちになれるのも、しずかのお蔭ですね。

また、明日、一歩進めるよう頑張ります。



明日は、3連休の最終日、皆さま良い一日をお過ごしください。


  


  • Posted by 前田豊(社会保険労務士) at 00:25Comments(0)

    バン―フーズ高橋社長の障害者雇用

    2014年03月21日

    こんにちは。福祉社労士の前田です。

    昨晩なのですが、品川同友会例会にお邪魔して、
    鎌倉のお弁当屋 ?バニーフーズ 高橋社長のお話しを伺ってきました。

    高橋社長は、現在50名の障害者を雇用し、鎌倉・逗子・葉山地域に、毎日800〜1,000
    食のお弁当を出しています。
    1,00食のお弁当のすべてが手作りで、添加物を使わない素材にこだわっています。
    通常、ありえない事だと思います。障害をもっている方の労働力がなせる業です。

    「良いものは必ずお客様に受け入れていただける」と、近隣の量販店が格安のお弁当
    を出す中、価格を維持しつつ地域のお弁当屋を続けています。
    看板商品は、「日本一高いのり弁」なのだそうです。

    高橋社長は、1983年創業、以後、何度も何年も経営危機が続き、
    莫大な借金を抱えた時がありつつも、17年間、ただお弁当を売ることだけを考えて自
    ら作り続けたのだそうです。

    そして、リーマンショックの最大の経営危機の時期に、
    同友会の紹介がきっかけで障害者を雇用することになります。

    障害者雇用の豊富な労働力が功を奏し、一気に経営が向上、障害者の雇用数も最初2
    名から始まったのですが、今では50名になったのだそうです。

    障害者を雇うと、大変なことはあるのだそうです。
    でも、その社員にとって一番何が良いのか考え実行してると、自然と上手い方向に行
    くのだとおっしゃていました。

    高橋社長が、障害のある方が会社に来た時の様子を話して下さしました。

    最初に雇用されたN子さんは、社員一人一人に挨拶をします。
    N子さんは、「はい」と良い返事をします。
    「何でもはいと言うな」というと、また「はい」と返事が返ってきます。
    社内の雰囲気が一気に和みました。

    二人目のE子さんは、「がんばってね」と言うと、緊張しててんかんを起こすのだそ
    うです。
    E子さんにどんな声をかけようか、社員は思案していました。
    E子さんは、本当に良く掃除をしてくれるので、ある社員が「自分たちが気持ちよく
    仕事ができる、ありがとう」と拍手をしました。

    そんなことを繰り返していくうちに、高橋さんの会社は社員の仲が良くなっていった
    のだそうです。

    高橋社長の創業からの苦労、努力、勉強が、いま形になって現れているのだと思いま
    した。
    最期に、高橋社長が、「借金があったから頑張れた」と話してくださった言葉が忘れ
    られません。経営はすばらしいです。

    私も今年度は、経営の領域に行きます。
    厳しい経営の道ですが、とことんやれば何か残ることは、高橋社長のお話しから実感
    しています。

    頑張りがいがありますね^^




      


  • Posted by 前田豊(社会保険労務士) at 16:30Comments(0)

    福祉経営者の仕事

    2014年03月10日

    こんばんは。福祉社労士の前田です。



    一昨日に行った第一回しずか会について書かせていただきます。



    福祉経営者が事業をするに至った思いを形にするために、どんな苦労・工夫をしてい
    るのか交換しあう会でした。



    交換した内容は、

    ・介護保険の制度改正とあわせて、既存の施設をどうしていくのか。

    ・実地指導に対して、単なる事務的な対策を超えた、経営者としての考え方、会社の
    守り方。

    ・高齢者雇用の事例。シニア社員を短い時間の勤務にすることで、働き続けられる環
    境をつくっている。

    ・障害者雇用について、高齢の社員とチームになることで上手くいっている。

    ・高卒職員の育て方、リーダー社員の育て方、離職の少ない職場環境の作り方、求人
    方法など人材について。

    ・新規出店、物件選びの考え方。



    など、でした。



    経営者の皆さんは、小手先の経営論ではなく、「ご利用者へのサービスを続けるのが
    最大のサービス」の考えで、会社を守っていこうとする姿勢が明確でした。



    例えば、

    ・今後の制度改正に備えて、デイサービス利用者を守るため小規模多機能事業所に組
    織替えする

    ・高卒者を喜んで雇って自社で徹底的に育成する などです。



    手間も暇もかかることに、喜んで取り組んでいらっしゃる印象を受けました。





    また、参加者情報交換の様子を見て、福祉経営者は、現場のことを熟知している方が
    良いと再確認しました。単なる効率性、利便性で判断できない「ご利用者目線」が福
    祉経営者には必要だからです。



    一方で、事業を継続させる経営的視点は、絶対に必要です。

    「福祉経営者」は、とても面白い職業です。

    これからも、福祉経営者が元気になるサービスを創っていきます。




      


  • Posted by 前田豊(社会保険労務士) at 00:18Comments(0)

    本当に地域に必要な福祉サービスを創ろう!

    2014年03月05日

    こんにちは。福祉社労士の前田です。



    障害者の移動支援サービスについて書かせていただきます。

    移動支援は、自宅から病院・学校・職場等へ移動するのが困難な障害者に、ヘルパー
    が付き添うサービスです。(※行政により学校・職場はサービス外など扱いが異なり
    ます)

    しずかも、毎朝、移動支援のヘルパーさんに付き添っていただき通学しています。



    しずかは、お蔭様で、自分の荷物や定期券を管理し、学校までの道順を理解し歩くこ
    ともできるのですが、知的障害のため、道路や駅のホームで危険がないように気を付
    けること、いつもと違う事態が起きた時(例えば途中でトイレに行きたくなった)等
    の臨機応変な対応はまだ難しいので、ヘルパーさんの見守りが必要なのです。



    今、福祉業務の求人は山ほどあります。新聞に入ってくる地域求人紙を見ても、高齢
    入所施設、高齢・障害訪問事業所、グループホーム等々、地域の福祉事業所がこぞっ
    て求人を出しています。



    時給は、介護職員で1,200円〜1,500円位が一般的です。



    障害移動支援も数社求人を出していました。

    しかし、障害の移動支援サービスのみ、時給1,000円と低いのです。



    これは、理由は単純で、国から入ってくるサービス費が安いからです。

    障害のご利用者に、1時間のサービスをすると、いくらのお金が事業所に入ってくる
    と国の基準で決められているのです。



    しずかへ、毎朝、ヘルパーを派遣してくださる事業所にもサービス費が入ります。

    1時間あたり約1,900円です。



    事業所がヘルパーさんに、時給として1,000円、通勤費として500円払ったら、事業所
    に残る分は、たったの400円です。



    事業所としては、どうにも採算のとれない事業です。

    移動支援を熱心にやっている事業所は少ないですが、やりたくても経済的に持続でき
    ないのが大きな原因であることは明らかです。



    また、ヘルパーさんにしてみても、1時間の支援の前後に通勤があることを考える
    と、実質1時間半〜2時間の拘束で、1,000円の収入です。これは、仕事というより
    は、極めてボランティに近い感覚でやっていただくことになります。



    現状、しずかは、ボランティア精神旺盛なヘルパーさんにお世話になっており、感謝
    しているのですが、このままではいけないと思っています。



    移動支援のヘルパーさんは、障害のある人の生活を支える貴重な仕事です。

    誇りをもって続けられるだけの待遇がなされるべきです。



    少なくとも、高齢のヘルパーさんと同じ1,300円〜1,500円の水準で働けるような仕組
    みをつくれば、もっと多くの人が移動支援のヘルパーとして働けると思っています。



    国のサービス費にプラスして、事業所独自に財源を生み出す仕組みが必要です。

    基本時給部分は国からのサービス費で補いつつも、プラス300円〜500円の部分は、独
    自に出していくしかありません。



    移動支援事業所にカフェを併設して、カフェの収益で、移動支援ヘルパーにプラスア
    ルファの時給を出すモデルはつくれないでしょうか。(移動支援ヘルパーが集まる拠
    点になるかも!)



    移動支援事業所に研修所を併設して、ヘルパー教育を充実するとともに、企業の社員
    研修を受け入れてフィーをいただき、支援ヘルパーの時給分に充てることはできない
    だろうか。(人材を育てて地域の企業に派遣事業もできるかもしれない!)



    国の財源は限られています。

    福祉といえども高齢・障害・子育て等々広いので、国が財源を出せる部分は限られて
    います。

    国としては、誘導していきたい方向に多くの財源を出し、多くの事業者が国が示す方
    向に行きます。



    でも、地域で本当に必要なサービスがあるならば、地域の事業者の努力で、国の財源
    を使いつつも自主的に財源を産み、サービス提供していく形があってもいいと思いま
    す。



    決して簡単ではないけれど、まずは、そんな事業所づくりのスタートラインに付くの
    が今の目標です。



    そのためには、今いただいている仕事を一つ一つやりきること。頑張りましょう!


      


  • Posted by 前田豊(社会保険労務士) at 12:46Comments(0)

    市川市民ミュージカル

    2014年03月03日

    おはようございます。福祉社労士の前田です。



    昨日は、しずかとチャレンジドミュージカル(千葉県市川市)を観てきました。

    障がいの人が多数出演する市民ミュージカルです。



    もう9年も続いているとのこと、それなりの品質であることは想像していたのです
    が、実際に観た感動は期待以上、素晴らしかったです。

    しずかも終始手を叩いて、観ていたのが嬉しかったですね。



    障害のある方が多数出演するミュージカル、プロの方とのコラボが実に絶妙でした。



    障がいの人が、ざっと見たところ、50人以上出演していました。障がいの人の人数と
    躍動感で見せ場も多々ありましたが、綺麗に見せるところは、やはりプロの方の演技
    でした。



    あえてはっきりとした言い方をすると、プロの人が主演で、障がいの出演者は盛り立
    て役だろうと感じました。



    障がいの人の出番を無理に多くする演出は全く感じられず、主演・盛り立て役のバラ
    ンスがすばらしく、コラボすることでミュージカル全体の品質が間違いなく高まって
    いました。



    これは、中小企業における障がい者雇用と同じだな、と私は思いました。



    法律を上回って障害者を雇用している中小企業は、「主演」と「盛り立て役」のアク
    セントがきっちり利いています。



    例えば、障がい者雇用率40パーセントを超える物流会社では、正規発送前の段取り作
    業(帳合いや箱詰めを8割方行う等)を障がいのある社員グループが行い、最終工程
    の発送作業(帳合い物・箱詰め物に封をする、住所別に発送する)などを正社員が行
    う役割分担を明確にしています。



    その結果、会社全体の生産性があがっています。障害のある社員の作業グループがあ
    るお蔭で、品質が向上しているのです。



    昨日見た市民ミュージカルもまさしく同じだと思ったのです。



    プロの出演による魅せるパート、障がいのある出演者による躍動感あるパートのアク
    セントが上手く利いて、ミージュカル全体の感動が明らかに増していました。



    私は、ミュージカルを観に行ったのと同時に、ミュージカルの中に、これからの障が
    い者雇用の姿「障がい者雇用をしながら小さな会社の生産性が向上する」を魅せてい
    ただいたのだと思いました。

    元気になるミュージカルをありがとうございました!



    (※上記記述は、あくまで私の感想で、ミュージカル主催者の意図等はいっさい確認
    していません。)




      


  • Posted by 前田豊(社会保険労務士) at 06:44Comments(0)

    価値あるサービスを提供する

    2014年03月02日

    こんばんは。福祉社労士の前田です。



    一昨日、2期目の確定申告をしてきました。

    開業前の数値目標には遠く及んでいませんが、でも、これから先の頑張りがいもある
    ということ。前を向いて3期目頑張っていきます。



    よく、「いくら良いサービスをしても続かないと意味がない、だからお金をいただか
    なければ」と言います。確かにその通りです。お金をいただかなければ、続けること
    はできません。



    でももう少し深く考えると、続かないサービスは、お金をいただかないから続かない
    のでなく、実はサービスの質が悪いから続かないのかもしれません。



    福祉サービスの現場では、無償のサービスは、続かないからダメと言います。本当に
    そうなのでしょうか。



    例えば、訪問ヘルパーが、介護保険の枠を外れた大掃除のサービスをしたり、時間外
    のサービスを無償でするような例が挙げられます。



    ヘルパーさんも最初は善意で気持ちよくやっていたのですが、ご利用者に当たり前だ
    と思われると、だんだん重荷になっていき、続かなくなります。



    また、ヘルパー側が一時善意でやっていても、ご利用者にとってすぐに既得権にな
    り、次のヘルパーが無償サービスをしなかったら、ご利用者にとって不満足要因にも
    なります。



    こんな負の連鎖は、サービス提供者側に、「自分はヘルパーとしてご利用者に何を提
    供しているのか」の考えが浅いから起きるのだと考えます。



    ご利用者の身体的・精神的自立を、真に創っていきたいと思うならば、安易に手伝わ
    ず、ご利用者の手伝ってほしい気持ちには共感しつつ、ヘルパーにはできない旨の説
    明や、他サービスの提案などすると思うのです。



    もちろん、ケースバイケースであり、無償でそれをすることが、真にご利用者の自立
    生活に役立つ場合もあります。

    例えば、あるデイサービスでは、デイサービスであるにも関わらず、無償で職員を在
    宅に派遣して、家族に介護指導をしています。まったくお金をいただかずにやってい
    るのですが、ご本人とご家族の「家に居つづたい」前向きな思いを助けるサービスで
    あり、大変に喜ばれています。デイの職員も、仕事が一つ増えるにも関わらず、モチ
    ベーション高くやり続けています。



    その結果、一部ケアマネージャーの共感を得て、新規ご利用者が増えているのだそう
    です。



    だから、本当にお客様に役立つサービスは、有償・無性に関わらず、続くのだと思い
    ます。



    私の事業は、これから三期目に入りますが、改めて、

    「有償・無性に関わらず、仕事を通じて人様に本当に役立つサービスを提供しよ
    う」、

    また、「こちらが売りたい時ではなく、お客様が必要としている時に、かゆいところ
    に手の届くサービスを提供していこう」、このように思い、実践をしていきます。



    その結果、来年の確定申告期には、次なる夢である、福祉サービス事業所の立ち上げ
    に進めていたら最高です!


      


  • Posted by 前田豊(社会保険労務士) at 22:53Comments(0)

    本質をみる力を養おう!

    2014年02月26日

    おはようございます。福祉社労士の前田です。



    障がい者作業所の管理者をしていた時の話をさせていただきます。



    パートさんでとても優れた支援をされる女性がいました。

    その方は、「みんなで共有して支援するって楽しい」といつも言っていました。

    チームで支援することを大切にされていました。



    確かに、知的障がいのある方への支援で、チームとして取り組む結果、効果の上がる
    ことはあったように思います。



    例えば、体を動かすことが好きでないご利用者で、外仕事の時に限り、具合が悪く
    なってしまう方がいました。職員が「いいですよ」と流すと、休まれるのですが、も
    う一つ頑張ろうと背中を押してあげると、頑張れたりする方でした。



    優れたパートさんは、一人で何もかもしようとはせずに、「休む場合は管理者に断っ
    てください」など、うまく私を使ったりしていました。



    そして業務後のミーティングで、積極的に支援の方向性について、周囲を巻き込んで
    楽しく話していました。





    今、福祉の現場で、異業種の連携が言われています。

    連携とは、ご利用者の支援にとって、必要な情報を共有すること、それも義務的に情
    報を得るのでなく、「ご利用者にとって本当に良いサービスを提供するには」とい
    う、本質的な求めのもと、必要な情報を共有したいと自発的に思ってこその連携なの
    だと思います。



    冒頭の彼女は、障がいのあるご利用者に、「自分が職として何を提供するのか」、と
    いう本質がしっかりとしているので、喜んで周囲と連携し楽しく続けられているのだ
    と思います。





    これは、色々な施設でよく聞く話なのですが、看護師・介護士ともに自分の仕事を一
    生懸命にこなそうと努力しているし、実際に仕事ぶりを見ると熱心に仕事をしていま
    す。

    でも、連携の部分で他職種や同職の他部署と上手くいかずに、やる気がなえてしまう
    人がいます。



    なぜなえてしまうのかというと、「そもそも自分は何をしているのか」、の本質を見
    る力が足りないからだと思います。



    本当にご利用者に良いサービスを提供しようとするならば、自分がやっている仕事も
    よく、相手も良く、その上でどのように調整していこうか、という思考になるはずで
    す。





    なので、事業所としてすべきことは、スタッフに対して、

    「福祉・介護の仕事の本質を見る力を養うこと」

    「今、自分が福祉職として、している仕事は、ご利用者の何を創ってるのか自問自答
    する力を養うこと」

    だと思います。





    福祉施設は、スタッフが本質を見る力を養う仕組みを、事業所内に創っていきましょ
    う。

    スタッフミーティングの中で、スタッフ同士が力をつけていく仕組みを模索した方
    が、持続性があるように思います。



    冒頭の彼女の仕事の仕方を思い出しながら、「支援の本質をみるプログラムづく
    り」、本日も取り組んでいきます!




      


  • Posted by 前田豊(社会保険労務士) at 10:10Comments(0)

    福祉施設の現場リーダーへ

    2014年02月24日



    こんばんは。福祉社労士の前田です。

    2月も最終週、だいぶ春らしくなってきましたね。



    小さな福祉施設の現場リーダー育成について書かせていただきます。



    特別な帝王学プログラムは必要なく、日常的に現場で起きている「様々な問題に正面
    から向かうこと」、そして「チャレンジングな目標を立て実践していくこと」、その
    繰り返しこそが大切だと思っています。



    施設としては、目標を立てる過程、問題に立ち向かう過程を支援することが大事で
    す。



    目標を立てる過程について。



    例えば、ある放課後デイサービスが、今年度新たに「お泊まり事業」を企画しようと
    しています。

    リーダーは、なぜ「お泊まり事業」を実施していきたいのかを、スタッフに説明し、
    お泊まり事業がもたらす影響について、スタッフと共に考える場を設けること、お薦
    めしています。



    影響については、4項目から評価します。

    ?ご利用者(見込みの方含む)・ご家族への影響

    ?スタッフへの影響

    ?財務・コスト面への影響

    ?日常業務への影響(普段と異なる業務がどの位発生するか)



    4項目から評価することで、個人の思いからくる事業の偏りを修正でき、4項目ごとの
    発展性を考え、さらに4項目の関連性を議論していくと、話が発展していきます。



    「おとまり事業の継続」が、ご利用者に新たな社会体験の場を与え、口コミで広がる
    と新たなご利用者(ファン)獲得に繋がるのではないか。



    食事、宿泊場の準備など、新たにしなければならない業務が何十もあるので、残業が
    予想される。やりきれば達成感にもつながるのだが、今年の段階ですべきかどうか。



    こんな形で、スタッフ参加で考える場をつくることが大事です。

    逆に、こんな場をつくることができる人であれば、リーダーとしての適性は十分ある
    と考えます。



    そんな話し合いの場の作り方を、施設はリーダーに伝えるべきです。



    私はそんな考えに基づき、福祉施設を訪問して実践させていただいています。



    明日も、「働きやすい福祉施設づくり」のため実践していきます。


      


  • Posted by 前田豊(社会保険労務士) at 21:59Comments(0)

    大雪 福祉施設の対応

    2014年02月23日

    こんばんは。福祉社労士の前田です。



    久しぶりの週末好天ですが、雪崩が心配ですね。事故等起こらぬよう祈ります。



    さて、今週一週間は、福祉施設経営者と、危機対応について話しました。

    皆さん、もちろん日ごろから疎かにしている訳ではないですが、今回の大雪のような
    ことがあると、改めて意識されます。



    ヘルパーさんがご利用者宅へ向かっている時に大地震が起きたら、どのように行動し
    たらよいのか。ご利用者のお宅から出た直後に、大地震が発生したら、引き返すべき
    か等々。



    事業所としては、ヘルパー自身の安全を確保の上、事務所に戻るようマニュアルを課
    す場合が多いと思います。何より、集合場所を定めておくのは重要です。



    私も障がい者通所施設でしたが、有事の時には、第一集合場所を定め、その後避難場
    所へ移動する流れを確認してご利用者・職員共に練習していました。





    今回の雪では、営業の仕方に苦労した事業所が多いです。

    結果的に、私が知る限り、多くの事業所が大雪の日は休業しました。



    でも、介護タクシーで人工透析が必要な方がお客様だったり、訪問介護でお一人暮ら
    しの方などは、何とかして行ったケースもあったようです。入所の施設では、職員が
    全員出勤できずに、休業になったデイのスタッフが応援にまわった話も伺いました。



    私個人的には、事業所は極力動かない方向でサービス中止調整し、どうしても訪問等
    必要な方について時間を遅らせても対応できるように、ゆとりあるスケジュールにす
    べきだと思います。





    また、何より大事なことは、今後に向けて、事業所としての考え方を関係者(特にケ
    アマネ)に伝え、前向きに話していくことです。次回、大雪警報等がでた場合に、事
    前にサービス日をずらす等の対応ができる体制づくりです。



    介護保険サービスは、ケアマネを始め、関係機関との信頼関係があって、ご利用者に
    包括的な良いサービスができます。

    今回の雪は、福祉サービスが成熟する機会の一つとしていきましょう。





    ちなみにですが、大雪で職員を休ませた事業所も多いと思います。

    事業所の都合で職員を休ませた場合には、事業所は職員の平均賃金の6割を保障しな
    ければなりません。

    しかし、大雪台風等の不可抗力の場合にはこの限りではないとされているので、今回
    の大雪による閉所は休業手当の対象ではないと考えられます。しかし、「大雪で利用
    者数減が見込まれるため職員を休ませた」ならば、事業所の経営上の都合になります
    ので、6割保障が必要になります。

    この境は、なかなか難しいですね。

    疑問のある方は、よろしかったらお問い合わせください。


      


  • Posted by 前田豊(社会保険労務士) at 00:35Comments(0)

    志が伝わる介護事業所づくり トークセッションを行います!

    2014年02月18日

    おはようございます。福祉社労士の前田です。



    私の実家近くの、桧原村、奥多摩町、青梅市でも、大雪で孤立している集落があるよ
    うです。電気は通っているのだけれど、灯油が切れストーブが焚けない、食料が限ら
    れている、そして高齢者一人暮らし、障害の方もいる、とのこと。



    身近に大変な思をしている人たちがいます。今の自分にできること、考えてアンテナ
    を立てて行動していきたいですね。



    さて、書籍出版のトークセッションを明日行います。

    『ES向上型人事制度で人を育てる 志が伝わる介護事業所づくり』です。

    http://sakuraworks.org/event_schedule/437/



    昨年一年間、福祉施設様をまわって、「ES(人間性尊重)組織づくり7つのしく
    み」を研修形式で行った内容を、書籍にまとめさせていただきました。



    人事制度がそもそも必要でない、小規模の福祉施設様、福祉現場リーダーの方に聞い
    ていただきたいです。

    福祉現場で実践できるワークショップ集をお配りしますので、活用ください。



    今のところ参加者8名です。小じんまりとした会なので、質問なども沢山していただ
    ける、出席者の交流などぜひしていただきたいです。



    場所は、横浜関内です。お時間の許す方、ぜひお越しください。



    私が福祉現場リーダーをしていた時に、福祉現場リーダーは、本当に孤独なポジショ
    ンだと思うことが多々ありました。それは、スタッフと協力しない、という意味でな
    く、現場のリーダーが即決、判断しなければならないことが、非常に多いからです。



    福祉の現場リーダーが、会社の枠を超えて、より良い組織づくりについて話し合い、
    元気になれる場をつくりたいと思っていました。そんな場を、いずれは、障害者施設
    としてそんな場を運営していきたい。

    今回のトークセッションは、その第一歩としていきます。


      


  • Posted by 前田豊(社会保険労務士) at 14:52Comments(0)

    医療と介護の連携

    2014年02月17日

    おはようございます。福祉社労士の前田です。

    医療と介護の連携について、書かせていただきます。

    最近、実によく聞く言葉です。各種セミナーのタイトルになり、厚労省の通達物に
    も、つい先日の国会議案にもこの文言が入っていました。...

    なぜ、医療と介護の連携が必要なのかというと、医療を必要とする要介護の方が、地
    域で生活し続けるためには、医療と介護の両者が手を取り合ってサービスを提供する
    必要があるということでしょう。

    ごく当然のことながら、医療と介護の連携は、ご利用者に沿ったサービスをするため
    の手段です。目的は「ご利用者の生活向上」です。

    仮に医療と介護の連携が目的であると、どちらが偉い、どちらのやり方にあわせるの
    か、と言った話になるように思います。誰でも、自分の意図する方向で目的を達成し
    たいですので。

    でも、「ご利用者の良質な地域生活」のためという本質から、医療と介護の連携を考
    えれば、何のわだかまりもなく上手くいくはずです。

    先日、「見える事例検討会」という勉強会に参加させていただきました。
    まさに、支援の本質を達成するために、他職種が集う場でした。
    社会福祉士、介護福祉士、看護師、ケアマネ、行政書士、弁護士、社労士、等々の専
    門職が集まり、一つの事例に対して、関わる状況をホワイトボードに書き出し、可視
    化しながら、ご本人への支援でもっとも大事なことを皆で考えていきます。
    その上で、関係者のだれが誰に向けて、何をすればよいのか、明らかにしていくので
    す。

    このような生産的な学びの場こそが、支援の本質を見据えた、医療と介護の連携を可
    能にするのだと思いました。

    多くの介護職員が、これらの議論に加わって、自分の言葉で、支援の本質を話せるよ
    うになったら、医療と介護の連携は、きっと進むと思います。
    物事には、トレーニングが必要です。私は、今、介護施設にお伺いして研修させてい
    ただくことが多いです。一人でも多くの介護職員が、自分の言葉で本質を話せるよ
    う、研修を通じて受講者の皆さんと考えていきます。




      


  • Posted by 前田豊(社会保険労務士) at 08:37Comments(0)

    福祉施設の管理者を夢のある職に!

    2014年02月12日



    こんばんは。福祉社労士の前田です。



    今朝も横浜界隈は、雪が降りましたね。



    先日の大雪では、福祉施設の現場管理者は、大変な思いをされたことでしょう。



    例えば、デイサービスの管理者ならば、デイを開けるべきか否か迷った人が多いので
    はないでしょうか。デイを閉めれば、一人暮らしのご利用者が心配であり、デイを開
    設すれば、送迎など危険が予想されます。



    訪問に至っては、どのご利用者を優先すべきか、迷いに迷ったのではないでしょう
    か。



    もちろん、現場管理者に限らず、福祉に関わる大勢の方がご苦労されたと思います。



    しかし、誤解を恐れずいうならば、現場管理者の気苦労は、一介護者とはまったく異
    なると思っています。常に判断の岐路に立たされているからです。



    最終的な決断は、施設長レベルが出すのでしょうが、今日の現場の動き方を決定する
    役割は、現場管理者がしている場合が多いです。



    私が現場管理者をしていた時も、そうでした。



    明日大雪が予想されるとき、台風が予想されるときに、施設の開所をどうするのかい
    つも悩みました。東日本大震災の時も、計画停電で施設の開所時間をずらしたりと、
    調整にかなりの労力を費やした記憶があります。



    このような福祉現場の意思決定を喜んでできる人材が、福祉業界には必要です。



    意思決定できる教育が必要ですし、意思決定できることに対するしかるべき手当が支
    払われるべきだと思います。



    以前、ある入所施の職員アンケートを見させていただいた時に、「現場管理者にだけ
    はなりたくない」という声が多く、ショックを受けたことがありました。実際に介護
    職員として真面目にキャリアを積んできたにもかかわらず現場管理者になったとたん
    に仕事が上手くいかなくなり、介護業界から離れてしまう事例が少なくないと聞きま
    した。



    本来、「自分の裁量で仕事ができる」管理者の仕事は、何にも代えがたい働く喜びに
    なるはずです。



    私が現場管理者をしていた時も、雪などの時に、変則的な施設運営をしたいと施設長
    に申し出ると、大きな間違いが無ければ、ほとんどの場合許可していただきました、
    今思うと、調整は大変でしたが、何よりやりがいを感じる職業だったと思っていま
    す。



    教育体制が不十分であったり、待遇が業務に比して不釣り合いであるために、現場管
    理者を失っては、福祉業界が発展していきません。



    現場管理者を教育するプログラムや賃金体系、社労士として福祉施設に広めていきま
    す。

    また、明日より行動します!


      


  • Posted by 前田豊(社会保険労務士) at 06:31Comments(0)

    小さな福祉施設のキャリアパス

    2014年02月10日

    おはようございます。福祉社労士の前田です。



    地域の中の小さな福祉施設のキャリアパスについて書かせていただきます。



    福祉施設でいうキャリアパスとは、福祉・介護スタッフが将来のキャリアを描きやす
    いように、キャリアの段階を描いた図のことです。キャリアに応じて事業所で担うべ
    き役割、給与、保有している資格など明示されているため、職員が将来のキャリアを
    描いて働きやすいと言う理屈です。キャリアパスをつくってスタッフにきちんと周知
    している事業所には、国から加算金も用意されています。



    キャリアパスは、福祉・介護で働く人にとって、将来を描く大切なものです。長く働
    くには、キャリアパスがあった方が絶対に良いと思います。

    でも、国が提唱しているキャリアパスは、福祉・介護スタッフが段階的にキャリアを
    積むものであり、スタッフ数も多い大きな施設向けにできています。



    キャリアパスをもっと実効的なものにするためには、これからの福祉を担う、地域の
    中の小さな福祉施設向けに書き換えるべきだと私は思っています。



    小さな福祉施設のキャリアパスは、スタッフが当該施設で働いている間のキャリアを
    見るだけでは不足です。働くスタッフの人生を見たキャリアパスが必要です。

    人件費にも限りがあり、役職につける人も限られます。兼業、転職を想定にいれた、
    実態に即したキャリアパスが必要です。



    小さな施設のキャリア形成でポイントは3つあると思っています。

    一つは、管理者の役割に応じた手当をしっかりとつけること、

    二つは、兼業を可能とする働き方をつくっていくこと、

    三つは、転職希望者の支援をしていくこと、  です。



    一つずつ見ていきましょう。



    管理者の役割に応じた手当について。

    小さな福祉施設の管理者の役割は、マネジメントではありません。リーダーシップで
    す。

    スタッフ数が限られている小さな福祉施設では、スタッフ一人一人が決められた仕事
    しかやらないのでは、施設運営できません。パートスタッフを含めた、個々のスタッ
    フが適宜自分の判断で動き、必要事項を施設内で共有する必要があります。

    そのためには、管理者がスタッフ一人一人の行動を管理していては立ち行かないと
    思っています。管理者は施設のありたい姿、目指すサービス(理念)を明確にスタッ
    フに示し続ける必要があります。そして、業務を回していく中で、理念に即した仕事
    のやり方をスタッフと共につくりあげていく役割が求められるのだと思います。



    小さな福祉施設の管理者は、職種を超えた専門技能だと思っています。10万円の管理
    者手当が支払われるべき価値のある仕事だと私は考えます。5年間誠実にスタッフと
    して勤務を続けたら10万円の管理者手当が支払われるポジションにつくことができ、
    それなりの責任(やりがい)をもって福祉・介護の仕事ができる、こんな基準ができ
    てこそ、これから先の業界の成長が可能になるのだと思っています。



    次に兼業を可能にする働き方について。

    ここでいう兼業とは、本人が2つの仕事をもつこと、家族も仕事をもって家庭と仕事
    の両立をすること、の2つの意味で使います。年収240〜300万位で、ほぼフルタイム
    で働きながら、様々な個人事情も考慮してもらえる働き方です。

    兼業が可能になるには何が必要かというと、急に休みたい時に休める、残業・夜勤時
    間に制限がある、時には子どもを連れて職場にこられる、通勤時間が短い、などが考
    えられると思います。

    理論的には、地域の人が地域の施設で働く強みを活かせると考えられます。但し、施
    設風土が伴わないと、兼業を可能にする働き方は成り立ちません。

    従って、小さな福祉施設のキャリアパスは、運用する楽しさがあるキャリアパスなの
    だと思います。管理者の手腕が問われるところです。

    管理者(リーダー)を中心に、理念の共有を繰り返し、対話する施設風土づくりが必
    要です。小さな福祉施設ならば必ずできると思いますし、実際に実践できている施設
    を私は知っています。どの施設でも、本気の取り組みさえあれば、必ず実現できるは
    ずです。



    三つ目は、転職希望者の支援をしていくこと。

    これは、まったくこれから手をつけるところで、理想の話です。

    私は、小さな福祉施設は、NPOの形態をとるのが良いのではないか、そして、資本
    力のある企業と人事面の交流で結びついていけると良いのではないかと思っていま
    す。

    現場で3年間程度、誠実に経験を積み、次のステップとして、福祉の現場でなく、ネ
    クタイを締めて営業するようなスタイルに憧れがあっても良いと思います。営利企業
    でハードに働くけれども、給与もあがる、都心部に出て出張など移動も多い、そんな
    スタイルです。

    小さな福祉施設であるNPOが、営利企業と手を組むことで、こんな人材交流が可能
    になるならば、とても素晴らしいことです。また、逆もありで、営利企業の社員が、
    研修の場として、地域の中の小さな福祉施設を活用するのは極めて研修考課が高いと
    思っています。

    これは、私が福祉の現場にいた経験に基づくもので、当時、社会人の皆さんは個人的
    にボランティアとして施設に来て、施設のご利用者と一緒にプログラムをこなしてい
    ました。皆さん新鮮な体験をされて、会社生活に戻られていました。

    企業−施設間で手を組めるのなら、研修プログラムとして成り立つはず。まだ実践で
    きていませんが、必ずニーズがあり、効果もあがるイメージがあります。近い将来必
    ず形にしてきます。



    3つのポイント共に、機械的にキャリアパスをつくるのでは足りず、施設内でスタッ
    フ同士がいかに向き合えるか、にかかっています。



    私は、地域の中の小さな福祉施設こそが、真にご利用者のニーズに応え、ご利用者と
    働く人の尊厳を保った生き方の場を作ることができると思っています。

    小さな福祉施設のキャリアパス、もっともっと明確に、実例を交えて描いていけるよ
    う、日々行動していきます。


      


  • Posted by 前田豊(社会保険労務士) at 10:15Comments(0)

    福祉施設を外部に開放する意義について

    2014年02月08日

    こんばんは。福祉社労士の前田です。



    開かれた福祉施設について書かせていただきます。

    福祉施設は、外部の人を素直に受け入れてこそ、成長していけると思っています。



    ある放課後デイサービスを紹介します。

    私は以前、この放課後デイサービスに人を連れて見学に伺ったことがありました。

    ご利用者の日常を乱さないようにと、事前に、見学時間、人数を尋ねました。

    すると、管理者の片より、「うちのご利用者はよその人に慣れているから、いつでお
    歓迎ですよ」との返答でした。



    この放課後デイには、学生アルバイトや社会人のボランティアが沢山来ています。

    見学者も多いのだそうです。



    私は、この放課後デイのご利用者は実に幸せだと思いました。



    しずかもそうですが、障害の人は、一生の間に出会う人の数が、障害のない人に比べ
    てずっと少ないです。豊かな人生をおくるために、意識して人と出会えるようにして
    いきたいものです。だから、小さな時から、人と接する習慣をつけているのは、とて
    も貴重なことだと思うのです。



    また、よそからの人を受け入れることで、職員のサービスの質も格段に高まります。

    職員が外部の人に、自分の施設の方針や、なぜそのような支援の仕方をするのか説明
    することは、支援者の考えを整理することになります。



    当たり前のように日常していたことが、実は、社会的にみたら外れていると気づくこ
    とも多々あります。



    例えば、私が障害者施設の現場管理者をしていた時に、月に2回エアロビクスの先生
    に来ていただいていました。



    曲にあわせえて、毎回、同じような動きをするのです。私は、当初、「なぜ働く作業
    所が体操をするのだろう」、と疑問に思いつつ、障害の方の体力作りになるのだと
    思って受けていました。



    でも途中から考えが変わりました。その先生は、障害の方の自立を重んじる方で、職
    員が障害のご利用者に安易に手助けしようものなら、厳しく職員をしかりつけるよう
    な方でした。



    ある時から、私はその先生の指導を、単に体を動かす指導というよりは、障害の方に
    いかに接するのかコンサルティングを受けていると思うようになりました。



    もちろん、支援方法にはいろいろあり、その先生の方針が正しいとは限りません。

    でも、体操の先生のような考え方もあるのだ、と素直に耳を傾けることは、明日から
    の施設運営、作業支援に、新たな気持ちで取り組む刺激を与えてくださいました。



    よい福祉経営をしようと思ったら、外部の風を積極的にいれましょう。

    特に、現場職員に、積極的に外部の人と関わるよう仕向けていきましょう。



    外部環境は、施設の風を入れ替える何よりの刺激です。


      


  • Posted by 前田豊(社会保険労務士) at 00:47Comments(0)

    仕事の創る!

    2014年02月07日

    こんばんは。福祉社労士の前田です。



    本日も、何だかんだと、23時前までの仕事になってしまいました。(要領が悪いだけ
    なのです、、、。)



    仕事について書かせていただきます。

    仕事は、与えられるものではなく、創っていくものだと思います。

    本当にやりたいことを仕事にできるのは、何にも代えがたい幸せです。人は生きてい
    る時間の多くを仕事に費やすからです。



    私は10年間、福祉業界でサラリーマンをさせてもらいました。

    その後、社労士として独立し、今、2年と少し経ったところ。本当にやりたい仕事と
    はまだまだ遠い毎日です。でも、志をもってやり続ければ、必ず求める働き方を実現
    できると信じています。



    社労士として「働きやすい福祉施設づくり」を進めながら、自分でも福祉事業所を立
    ち上げて、早朝夜間の訪問介護、移動支援など並行してできたら幸せですね。頑張ら
    ねば。



    こと、福祉施設をみても、元気な事業所は、スタッフが自分で働き方をつくっていけ
    る側面支援が上手だと思います。



    スタッフのキャリアの一定期間は事業所のために惜しみなく力を発揮してもらいつ
    つ、自社に留まらないチャレンジを応援しています。



    例えば、ある訪問看護ステーションでは、「専門的な設備のある病院に務めたい」な
    ど向上心のあるチャレンジを、喜んで受け入れています。また、あるデイサービスで
    は、介護職から、ネクタイを締めて営業するような転職をしたい希望があったら、介
    護の経験が活かせないか、一緒に考えた上で送り出してあげます。



    それから、兼業(Wワーク)を積極的に認めることで、スタッフの夢と福祉業の両立
    を応援している事業所があります。



    もちろん、人が抜けたりWワークで短い時間だけ関わってもらうには、大勢で仕事を
    共有する仕組みが不可欠です。



    マニュアル化できるとことはしっかりすること、そして仕事の気づきはより積極的に
    共有する意識づけ、などの日々の業務をより徹底していく必要があります。



    ただ、スタッフの転職支援やWワーク支援が上手な事業所では、あまりギスギスと
    日々の業務を縛らなくても、仕事の情報を共有する風土があるように思います。



    これは、やりたい働き方をつくっていけるワクワク感が、決して仕事を一人で囲うの
    でなく、共有できる風土を創っているのだと思います。

    人は、本当にやりたい仕事に向かう時には心が広くなるものだと、自分を振り返って
    も思うのです。



    逆に言うと、仕事を共有する対話の風土を創りたいのであれば、スタッフがしたいと
    思う働き方を支援することに重点を置いたら良いのかもしれません。



    人材難と言われて久しい福祉業界ですが、ワクワクする仕事の仕方を、志を共有でき
    る事業主様と共に創っていきます!


      


  • Posted by 前田豊(社会保険労務士) at 01:48Comments(0)

    書籍出版のトークセッションを開催します!

    2014年02月04日

    おはようございます。福祉社労士の前田です。



    この度、書籍を出版しました。

    『ES向上型人事制度で人を育てる 志が伝わる介護事業所づくり』(?日本医療企
    画)

    有限会社人事・労務 前田豊・畑中義雄 著   です。



    福祉に関わる人にとって、ご利用者の幸せ、ご自分の幸せを願わない人はいないはず
    です。

    色々な考え方の人がいても、幸せを願う気持ちには、変わりはないように思います。



    福祉事業所においては、ご利用者・スタッフの「幸せな絵」が経営者の志(理念)で
    あり、多くの事業所がすばらしい絵を描いています。



    これにはほぼ全スタッフが共感していることでしょう。幸せを望まない人はいないか
    らです。





    ただ、絵を現実化する過程において、様々な障害がおきています。



    例えば、絵を見ている暇がないほどに忙しかったり、絵の描き方が人によって違うこ
    とが日常茶飯事です。絵具で書く人もいれば、鉛筆で書く人もいます。





    この書籍は、現実化の過程で起こる障害を力に変えて、より鮮明な絵を描き続けよ
    う、そして最終的にはより素晴らしい絵をみんなで見よう!そんな趣旨で書かせてい
    ただきました。



    そのために、



    1.経営者もスタッフも絵(志)を積極的に表現しましょう、想像しているだけでは
    伝わらない、積極的に描いて伝えましょう。

    2.絵(志)の描き方は、人によって違って当然です。事業所内で、お互いの描き方
    を、表現しあう、認め合うやり方の事例を紹介します。



    こんな2点について書かせていただいています。







    書籍に込めた思いをお伝えするトークセッションを開催します。



    福祉施設の経営者、現場管理者、そして、

    これから現場管理者を目指して、今、元気に働いている福祉職員の方々に聞いていた
    だきたいです。



    場所は横浜関内です。ぜひお越しください!



    日時 2月19日(水)午後6時30分〜8時

    場所 さくらWORKS<関内>

       〒231-0012  横浜市中区相生町3-61 泰生ビル2F

    参加費 1,000円

    日程 18:30〜19:15 筆者による書籍紹介 有限会社人事・労務 畑中義雄 前田豊

       19:15〜20:00 筆者との対談 横浜コミュニティデザインラボ

                     代表理事 杉浦 裕樹氏  理事 宮島 真希子




    【申し込み・問い合わせ】 

    有限会社人事・労務 前田豊

    TEL 03-5827-8217


      


  • Posted by 前田豊(社会保険労務士) at 12:02Comments(0)

    福祉施設は地域を元気にします!

    2014年02月03日

    おはようございます。福祉社労士の前田です。



    ある訪問事業所を伺った時の話です。

    「うちのヘルパーは全員、高齢者も障害者も対応できます」とおっしゃっていまし
    た。

    事業所で月に1回技術勉強会を行い、年に1回事業所として介護福祉士の模擬実技試験
    も行っているのだそうです。



    決して、スタッフが豊富な大手事業所ではありません。

    一軒家を改装して、訪問だけ行っている地域密着の事業所です。

    でも、手作りの勉強会で、地域内の多くの人を惹きつけています。



    介護ヘルパーとしての喜びは、介護技術を通して、大勢の方のお役に立てることで
    しょう。そして、事業所の役割は、介護ヘルパーの喜びを最大限に発揮してあげる場
    づくりだと思います。



    前述の事業所は、まさに、介護ヘルパーが技術を磨き、小さな地域の中で、高齢、障
    害と多様な特性をもったご利用者と出会う機会を提供しています。



    福祉・介護事業を経営するとは、「つなぐ」ことなのだと勉強になりました。

    介護サービスを必要としている人と、介護サービスを提供できる人のマッチングで
    す。

    高齢の方のヘルプを学ぶ場はヘルパー学校など沢山ありますが、障害の方へのヘルプ
    を学べる場は中々ありません。

    前述の事業所は、事業所独自に勉強会を行うことで、より多様なマッチングを可能に
    しているのです。



    多くの福祉・介護事業所で、「人がいない」という声を聞きます。でも、正確には
    「介護技術をもった人がいない」のであって、その原因は、事業所として技術をもっ
    た人を育てる努力が足りないように感じます。



    介護事業所こそ、人を育てましょう。そして、多くのご利用者と支援者のマッチング
    を実現して、地域の人の豊かな人生を演出していきましょう。

    目先の手間と費用はかかりますが、人を育てることが、ひいては事業所の長期的な発
    展にもつながると思うのです。




      


  • Posted by 前田豊(社会保険労務士) at 09:29Comments(0)

    【現場管理者の役割は「ありたい姿」をはっきり描くこと】

    2014年02月02日

    こんばんは。福祉社労士の前田です。



    リーダーシップとマネジメントについて書かせていただきます。

    リーダーシップは正しい方向に進む舵取りであり、マネジメントは効率的に行う調整
    役です。



    福祉の現場に関わる者が、理念を共有するには、現場管理者がリーダーシップを発揮
    する必要があります。



    でも、多くの現場では、現場スタッフがリーダーシップをとり、管理者がマネジメン
    トをしている逆転現象が起きているように感じています。



    実は、私が現場管理者をしていた時も、当初はそうでした。

    現場スタッフがしていることを、「それは非効率だから○○に変える」、「○○の慣
    習は勤務上問題ありなので△△に変える」といった具合にマネジメントをすること
    で、管理者としての役割を果たしていた気になっていました。



    でも、本来、現場管理者としてすべきは、「それが理念実現に役立つか否か」という
    方向にスタッフの視点を向けること。その上で、効率的に行う手法をスタッフと共に
    考えてる舵取り役でした。



    現場管理者を始めて、2年経過した位で、リーダーシップについて感覚的に理解でき
    るようになりました。それは、2年経過した段階で、この現場は何を目指すべきか
    「ありたい姿」がはっきり描けるようになったからだと思います。



    「ありたい姿」がはっきりすることで、スタッフ個々の細かい行動を規制するような
    ことはせずに、「ありたい姿」に進む道筋をスタッフと共に考えられるようになった
    のです。



    福祉施設の現場管理者は、現場の「ありたい姿」を常に描き続ける必要があります。



    「ありたい姿」へ方向づけるリーダーシップに欠けて、細かななマネジメントに終始
    するようになると、現場スタッフに「やらされ感」が目立つようになってくる、そん
    な風に思います。



    福祉施設に広めていけるよう、今月も頑張ります!


      


  • Posted by 前田豊(社会保険労務士) at 00:32Comments(0)

    福祉施設職員こそ目標をもつ!

    2014年02月01日

    おはようございます。福祉社労士の前田です。



    福祉施設の職員が目標をたてる勉強をしてきました。

    目標を立てるとは、経営者がするものと思われがちですが、

    現場の職員、特に現場の管理者レベルは明確な目標をもったほうが良い仕事ができる
    と思います。



    特に、現場レベルで目標を立てる時に注意したいのが、「偏らないこと」です。

    福祉の現場では、多くの人が強烈な「思い」をもって仕事に臨んでいます。

    「○○さんの笑顔が見られるように」

    「○○さんのご家族が少しでも休めるように」

    「障害のご利用者の工賃が少しでも上がるように」

    などなど、単に自身が受ける金銭的な報酬を超えて、使命感をもって仕事をしている
    人が、私の周りにも沢山います。



    使命感をもつのは素晴らしいこと、元気に働く原動力になります。

    でも、行き過ぎて、働くバランスがとれなくなると、過労で仕事が続けられなくなっ
    たり、上司や周囲と対立が目立つようになります。

    お恥ずかしながら、私も、障害施設の管理者時代に、随分、上司やパートさんと対立
    しました。自分では、バランスに気を付けながらしているつもりでも、知らず知らず
    のうちに偏ってしまっていたのだと、今になって思います。



    だからこそ、福祉の現場職員こそ、バランスの良い目標を立てるべきです。

    紙に書いて、客観的に自分を見つめ直す時間が必要だと思います。

    ?ご利用者へのサービス

    ?スキルアップ(現場のスタッフ全員の)

    ?売上・コスト削減

    ?日々の業務の継続



    上記の4点に分類して、目標(1年後のありたい姿)を書き出していきます。

    そして、一つの分類に書いた目標を現実化していくために、他分類とバランスをとっ
    ていきます。

    例えば、?ご利用者へのサービスで、「ご利用者○○さんの笑顔が見られるように」
    と、一年後のありたい姿を描いたとします。

    すると、?日々の業務の継続で、「帰りの挨拶を、ニッコリ笑顔でする、今までも挨
    拶はしているがニッコリ笑顔を継続する」

    そしえて、?スキルアップの項目で「月例のミーティングでニッコリ笑顔の挨拶を練
    習する」

    という風に、ありたい姿の実現に向けて、実践レベルで考えられるようになります。



    何より、未来のありたい姿を考えているときの、現場職員の皆さん方の顔が、いきい
    いきとしています。

    一つでも多くの福祉施設で実践をしていただきたいです。

    働きやすい福祉施設づくりすすめていきます!






      


  • Posted by 前田豊(社会保険労務士) at 10:23Comments(0)

    ゆっくり成長する福祉施設はなぜ良いか?

    2014年01月26日

    こんばんは。福祉社労士の前田です。




    ゆっくり、じっくり成長している福祉施設の話をさせていただきます。



    先日、ある障害者就労支援施設のミーティングで、新人職員さんが言っていました。



    「先日新しい作業に入り、作業支援する職員側に自信がないと、ご利用者も不安にな
    られた。だから、経験はなくとも、職員の立場を精一杯こなそうと心がけた。する
    と、ご利用者も素直に聞いてくださったり、助けてくれたりすることがわかった。」



    福祉の現場では、理論の学習も大事ですが、こんな現場からの新鮮な気づきが、何よ
    り働く力になると思います。



    もちろん、経験の浅い職員とご利用者が関わる時に、施設側として、ご利用者に危険
    や失礼の無いよう配慮は欠かせません。



    でも、経験が無いからとできる仕事を限定するよりも、みきり発車的にでも現場をこ
    なしていった方が、新鮮な気づきが起こると思います。



    そして、大事なことは、任せっぱなしではなく、気づきを共有できる場を、施設とし
    て作ってあげることです。

    冒頭の施設でも、共有の場を月1回設けています。

    共有すると、異なる意見が出てくるのですが、その意見の違いについて、「なぜそう
    思うのか」議論する過程を大切にしています。



    人件費も時間もかかるやり方です。「これを守ってください」とマニュアルを課した
    方が手っ取り早いです。

    でも、本当に個々が達成感を得る働き方(=真に良質なサービス)を求めるならば、
    ゆっくりじっくり、職員の気づきを共有する場を設けていく以外の道はないと思って
    います。



    こんな考えに共感してくださる施設様とお付き合いできるよう、私自身もゆっくり、
    じっくり成長していきます。







    本日は、しずかとカップヌードルミュージアムに行ってきました。

    発案者の安藤百福は、48歳でチキンラーメンを、61歳でカップヌードルを、そして95
    歳(すごい!!)で宇宙食ラーメンを発明したのだそうです。

    新鮮な気持ちで挑戦し続けること、絶対にあきらめないこと、誰でも安藤百福になる
    チャンスはあるのだと確信しました!




      


  • Posted by 前田豊(社会保険労務士) at 00:14Comments(0)